初の海外レース、ワールドカップから一週間。シクロクロスの世界一を決めるレース、世界選手権が開催された。この間、先輩方とトレーニングを行い、しっかり乗り込むことができた。レース二日前からはコーストレーニング。前日の試走では、日本チャンピオンである竹之内悠さんと一緒に走らせてもらい、重要なポイントを教えてもらった。レース当日。天候は雨。コースコンディションはマッドだ。非常に重く、踏み切る力が必要だった。
定刻11時、レーススタート。各国の代表が勢い良く飛び出していく。僕は、先週の落車のイメージが残りやはり踏み込めない。と、前方で集団落車が起きた。ギリギリかわすが、その後の泥区間でごぼう抜きされ、ずるずると順位を落としてしまった。走っていて虚しさがこみ上げてくる。どれだけ踏んでも追いつくどころか、付いていけない。。。
48位。何もできなかった。自分のスキルのなさ、力のなさに愕然とした。けど、もっと上で走りたい。もっと強くなりたい。そう思えたレースだった。来年もこの舞台に戻ってきて、リベンジしたい。
日本からの沢山の応援、本当にありがとうございました!
竹内遼