アジア選手権レポート!

アジアチャンピオンの竹内遼選手のレポートです。

アジアチャンピオン竹内選手

 

CJ白馬からニ週間。マレーシアはマラッカにて、アジア選手権が行われた。白馬では思うように走れず、精神的に落ち込んだ時期もあったが、直後のチーム合宿で、チームの仲間と過ごす時間、そして、江崎監督からの御指導に助けられ、前向きな気持ちで出国することができた。 現地では、最高のスタッフの方々に支えていただき、不安もなくレース当日を迎えることが出来た。 コースは、テクニカルという印象ではないが、気を使う部分が多々あり、パンク等のメカトラには気をつけたいところ。 ジュニアのレースは朝一番、8時半スタート。体調はいい。 定刻通り一斉に飛び出す。ここでクリートキャッチをミス。大きく出遅れてしまう。焦りも出るが、ここは落ち着いて自分のペースで前を追う。一周目を三番手で通過。前にはいつも国内で戦っている二人。最高に楽しい。 その後も、イーブンペースで前を追っていく。トップの平林選手とのタイム差は一向に変わらない。そのまま周回を重ねていく。 ラストラップ。直線に見える背中が明らかに近い。差が詰まっている。ここで冷静に、どこで踏めば大きく差が詰まるか、どこを丁寧にこなすか、考えることが出来た。 シングルトラックの出口で追いつく。そのまま最後の長めの上りへ。ペースが上がる。ここで離れたら台無し。下りに入る直前にアタック。息が上がるが、集中して下っていく。ゴール直前、後ろを振り返る。いない。笑顔でフィニッシュラインを超えることが出来た。

アジアチャンピオン竹内選手

スタッフの方々の最高のサポートのおかげで、走りきることが出来ました。本当にありがとうございます。 そして、家族、江崎監督はじめチームの皆様、応援してくださったすべての方々に感謝して、次に進みます。 ありがとうございました。

WESTBERG/ProRide 竹内遼

 

 

平林選手のレポートです!

アジア戦 平林選手

 

大会名:アジア選手権大会

開催期間:8月11~17日

開催地:ランカウイ

カテゴリー:ジュニア

リザルト:リレー2位

個人2位

タイヤ:スペシャライズドファストトラック

サングラス:オークリー

ジョーブレイカー

レンズ:プリズムトレイル

天候:晴れ

コースコンディション:ドライ

CJ-U白馬を終えて1週間後の11日に日本を出発し、レース会場のあるランカウイに入り1日目を終えました。2日目はレース会場までの道のりの確認と軽いギアで回す感じの軽い練習で終えました。3日目は次の日のリレーに向けて入念に試走をしました。

コース

かなり平坦な区間が多く、テクニカルなシングルトラックがなく単調で差を付けにくい印象が強いコースでした。

チームリレー

走順:第1走

5:30に起床し、走る準備をしました。会場へアップを混ぜながら移動し、スタート前にコース全体を1周しコースのラインやコンディションを確認しました。自分は第1走だったのでスタートでトップに出る事をイメージしてスタート位置に着きました。

9:00になりレースが始まりました。スタートは上手く決まり、トップで第1コーナーに入り第2コーナーも先頭で入りました。思い切りインを突き攻めたところ、前輪がグリップを失い内倒しました。ハイスピードからの転倒だったので大きくアウトに流れてしまい後続の選手に抜かれ5位まで順位を落としてしまいました。しかし、すぐにバイクを起こしレースに復帰、追撃を開始しました。スタートから1.5キロほどの地点で2位まで順位を上げました。しかし、今度は後輪がパンクしていることが判明しました。なるべくタイヤに負担がかからないよう気を配りながら走りましたが、ラスト1キロはほとんどリムで走っている様な感覚でした。最後のホームストレートの手前で4位に順位を落としてしまい、そのまま第2走者にバトンタッチしました。

ジュニア個人

5:00に起床し、朝食を摂り出発の準備をしました。この日もアップを混ぜながら自走で移動しました。7:00に会場到着、7:30~8:00までの30分間ダッシュを混ぜながらアップをしました。

8:30になりレースが始まりました。スタートは上手くいきトップで第1コーナーに入りました。リレーで転倒した問題のコーナーも無事に通過し、トップでレースを展開していきました。自分の考えていたラインをミスする事無く1周目を終えました。2周目もミスをしない事を考え自分のペースで走りました。3周目に入り平地の区間で上手くスピードを乗せる事ができず、後続の選手を引き離す事ができず、15秒程の差をキープしたまま4周目に入りました。4周目も上手くスピードが乗らず、結局タイム差そのままで最終周に入りました。なるべく自分のペースを維持しながら走りましたが、ペースを上げようとしたところで周回遅れの選手に追いついてしまいました。さらに、追いついてしまった場所が悪く、一本道で抜きどころが無くタイムをロスしました。後続との差も詰まってしまいました。一旦合流して相手の様子を伺いながら走ろうと思いましたが、駆け引きをするよりも今は先頭に立って最後まで全力で戦うことが大切だと感じ、先頭でレースを続行しました。最後のシングルでペダリングをミスしてしまい、後続に追いつかれました。なるべく先頭に出さないようハイペースで登りを走りましたが、最後の下り坂で先頭に出られてしまい。自分はハンドリングミスで大きくタイムをロスそのまま2番手でゴールをしました。

アジア戦 平林選手

今回のコースはアップダウンが少なく、いつも通りの『自分のパターン』を持ち込んで走る事が難しいコースでしたが、思い切ってチャレンジをして自分のパターンを貫きました。結果的に走りの内容も上手く行きませんでしたが、今後に繋がる課題を見つける事ができました。今後の走りに生かして行けるよう頑張りたいと思います。応援、サポートしていただいた皆さん、日本チームのスタッフ、メカニックの方々、選手の皆さんありがとうございました。

 

MTBジュニアチャンピオン到着!

2014年MTBジュニアチャンピオン

平林安里(ヒラバヤシアリ)選手

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2014年MTBクロスカントリー/ジュニアクラス日本チャンピオンの平林選手。

中学3年生の全国大会で優勝し頭角を現すと、他を寄せ付けない強さで瞬く間に同クラスを席巻。その秘訣は近代レースシーン随一のパワーが彼の魅力です。

ジュニアチャンピオンになった昨年、プロ混走のエリートクラスでトップをリードし、歴代のチャンピオンをスピードで押さえ込むほどのパワフルさを発揮。そのまま表彰台2位、3位を獲得し、ジュニアカテゴリーながらトッププロを脅かす、いやライバルにするところまでに実力を昇華させました。

安里選手もアルペンスキー選手であり、今シーズン末期のシリーズ戦では逆転優勝しました。

プロ以上のパワフルさと、アルペン選手のダイナミックなダウンヒルスピードは、今までに無い強烈なインパクトを持つ選手です。プロ選手をどれだけ突き放せるか、ご期待ください!

 

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MTBユースチャンピオン到着!

2014年MTBユースチャンピオン

北林力(キタバヤシリキ)選手

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2014年MTBクロスカントリー/ユースクラス日本チャンピオンの北林選手。

数年前から頭角を現し、同年齢クラスだけでなくエキスパートクラス(大人との混走)でもズバ抜けたスピードを持つ選手です。
ヒルクライムはダンシングでパワフルを絵に書いたようなライディング、下りダイナミックな攻めのライディングが魅力的な選手です。

アルペンスキー中学生クラスにおいても全国チャンピオンの彼は、走ってよし、滑ってよしのダブルタイトルホルダー。

ポテンシャルは計り知れません!今年の彼の活躍にご期待ください。

 

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