2024全日本選手権XCO

小林碧選手からのレポートです!

XCC

〈レース前日〉

レースの前日は、XCOのコースを試走しながらXCCのコースを確認した。特に芝の下りを練習した。

〈レース当日〉

朝の試走では2周ゆっくり走り、1周ペースを上げて走った。アップは、レース1時間前から20分ほど行った。

レース前、とても緊張していたためしっかり走れるか不安だったが、スタートでは上りでエリートの選手についていけたので良かった。しかし、下りの区間に入り、少しづつ離されてしまい、1周で100mほど差が開いた。そこからは他の選手と抜きつ抜かれつしながら走り、総合4位でのフィニッシュとなった。今回は80%カットにより7周中4周しか走れなかったので、次は最後まで走り切れるように頑張りたい。また、大会までに登りの練習をしてきたのをレースで発揮できて嬉しかったので、これからも頑張りたい。

XCO

〈レース試走〉

今回のコースの中で自分で大岩を行くことを課題としていたので、試走では重点的に走った。また、ロックセクションの区間のルートを確認しながら、反復練習を行なった。

〈レース当日〉

前日の疲れや体の不調からいつもより朝ごはんを食べることができなかった。また、アップをレース1時間ほど前から行ったが、思ったように汗を出すことができなかった。レース前は、昨日と同様にとても緊張した。

スタートはユースの他の選手についていったが、登りの途中で少し離されてしまい、スタートループを終えて10秒ほど差がついてしまった。1周目はエリートの選手が一人見えた状態でずっと走りペースを保てていたが、2周目に入りペースが落ち、集中力が切れてきたこともあり転んだため、後方にいた選手2人に抜かれてしまった。また、足が回らず上りのペースがどんどん落ちていった。3周目に入ると、さらにペースが落ち、林間区間で足が攣り、止まってしまい、4位に順位を落とした。走り出したが、再び足が攣り前の選手と離れた。そのままペースを上げられず4位でゴールした。

今回のレースの反省点は、1時間のレースを走り切る体力がなかった練習不足とエネルギーをしっかり取れなかった体の管理不足だと思う。今後は、自転車との向き合い方や生活の優先順位を考えながら良い結果に繋げるように頑張っていきたい。

暑い中での応援やサポートありがとうございました。

 

 

 

2023最終戦レースレポート

最後となる江越選手からの振り返りレポートです!

大会名: Coupe du Japon 京都Stage

会場名: 美山大野ダム公園

カテゴリー:ジュニアクラス

リザルト:2位

(レース前日)

午前中に会場入りをし、いつも通り受付とバイクのメンテナンスを行い試走の準備を行なった。

コースレイアウトは昨年とあまり変わっておらず、路面状況はドライだった為、タイヤチョイスにも悩む事なくライン通りだけを入念にチェックしながら走行して行った。

試走を終えた後はエリートクラスのXCCを観戦し、各選手のコーナーへの侵入速度などを観察していた。

(レース当日)

当日は予報ではなかった雨となってしまい。

気温は低く、コースの状況はウェットで各コーナーは滑りやすくなってしまった。

今回はドライタイヤしか持って来ていなかった為本番はドライタイヤで走行した。

アップはローラーで30分程行い最後に自走でアップをして体を温めるようにした。

(レーススタート)

スタートでは熊本と同じようにエリートクラスと同時スタートでジュニアクラスは最後尾スタートだった為、自分のペースが崩れる可能性がある為出来るだけ最初から前に行こうと考えスタート直後からペースを早めにして走った。

しかしスタートをしてしばらくしてからエリートクラスの選手が落車をし渋滞にはまってしまう状況になった。

落車に巻き込まれなかった前の集団と少し差が出来てしまい、差を埋めようと序盤からペースを高めにして走行していた。

林の中盤地点までトップで走行をしていたが、気温が低い影響が体温が低く、思うようにパワーが出ず2位の選手にパスされてしまう形となってしまった。

序盤から終盤にかけて自分を含めたエリートクラスの選手5人くらいのパックで走行をしており、自分のペースを緩めず仕掛ける所は積極的に仕掛けて行き段々と体が動けるようになって行くのが実感出来た。

最終的は2位をキープしてフィニッシュした。

(レースを終えて)

今大会で2023年最後のレースであり、シリーズチャンピオンが掛かった大事なレースでしたが、

シリーズチャンピオンまであと一歩届かず2位で終わった事に本当に悔しく、応援してくれた方に対して勝つ姿を見せる事ができなかった事に対して申し訳なく思いました。

しかし最後まで諦めず最後まで追いつこうと最後まで全力で走り終えた事に対しては後悔はしていません。

最後に、今年で自分はTeamProRideを卒業し

これからは自分の人生を真剣に見つめて生きて行きたいと思います。

2013年からこのチームに所属し、マウテンバイクの楽しさ、奥深さ、苦しさ、辛さ、嬉しさなど

本当に多くの事を学ばせてもらいました。

ここまで自分を強くさせて下さった江崎監督には

感謝してもしきれません。

ここで学ばせてもらった事を社会でも活用出来るよう常に努力し駆け抜けて行こうと思います。

11年間応援して下さった方、そして江崎監督本当にありがとうございました!!

2023Coupe de Japan 吉無田国際大会

江越選手からのレポートです!

 

大会名: Coupe du Japon くまもと吉無田国際

会場名: 吉無田高原「緑の村」

カテゴリー:ジュニアクラス

リザルト:2位

(レース前日)

今大会は親は同行せず、一人遠征だった為いつもとは違う新鮮な空気を感じ不安よりも楽しみな気持ちでした。

午前8時過ぎに熊本空港に到着し、11時頃にレース会場に到着しました、その後はすぐにバイクを輪行袋から取り出して問題が無いかをチェックしながらメンテナンスを行いました。

コースレイアウトは去年とほぼ変わらず路面は芝生と砂埃が舞いやすい土質が特徴的なコースとなっており、下り区間では、自分の得意とするジャンプセクションやスラロームなどが所々ありハイスピードかつ、技術面がいるとても楽しいコースとなっておりました。

試走は4周回程行いいつも通りタイヤの空気圧、ライン通りは仕掛けるポイントなどをチェックしながら試走を行なった。

(レース当日)

当日は朝の7時頃に会場入りし、バイクメンテナンスを行なった後、コースの路面チェックや進入スピードの確認を行いながらほかのクラスの観戦をしました。

その後は体を休め、レース開始1時間前にストレッチとアップを行い招集場所に移動しました。

今回はエリートクラスと同時スタートだった為、優勝と共にエリートのトップ10内を目指す様に自分の目標を設定しました。

(レーススタート)

スタートでは最初から急いで抜こうとせず落ち着いて周りを確認しながらスムーズに抜くようにして行き最初の登りのセクションでエリートの5番手くらいまで抜くことが出来ました。

ジュニアクラスでは3位の位置で走行しており、2位の選手を追いかける展開となりました。

2周目では、後ろから追い上げて来たエリートクラスの選手とパックを組みながらの走行となり、ハイペースで走行して行くにあたって着いていくにつれて段々と呼吸がしづらくなって来たのが実感出来ました。

しかしパックで走って行くにつれて2位の選手に追いついている事に気づいた為自分は少しでも無理して追いつこうと思い少しペースを上げた。

3周目に差し掛かった所で2位の選手を抜き最初の登りセクションで差を広げる事に成功しました。

4周目からは疲労と共に自分の腹筋と体幹が力不足もあり、腰に疲労が蓄積していった為、腰痛を引き起こし登りではダンシングをする回数が減り、徐々にペースが落ちて行き苦しいポイントとなった。

それでも焦らず踏める所はダンシングをしたり、最終周回では自分を追い込むためにアタックを行ったりしましたが最終的に結果は2位でした。

(レースを終えて)

今回は一人遠征だった為、いつもと環境が違かった為最初は少し不安な要素もありましたが、新鮮な空気を感じる事が出来とても楽しめた遠征となりました。

レースでは自分自身で目標を立てて、エリートクラスの選手に着いて行ったり自分からアタックを行なったりと、自分から挑戦する事が多かったレースだった為成長と次戦に活かせるような経験をする事が出来ました。

一方で自分は体幹が少し弱い部分が感じられた為、次戦までに強化を行い常にハイペースを維持して走れるように頑張ります。

今回も沢山の応援、サポートありがうとございました。