ライディングパッドの開発目標

レーシングスピードにおけるローター温度は400℃以上に及び、その領域でのコントロール性、制動力にこだわり開発いたしました。特にリヤのブレーキは、引きずりによる加重移動&維持で使用頻度が極めて高く、それ以上の温度領域でのレスポンスを求められます。高温時の絶対的な制動力&操作性の他に、低速域にもこだわりました。

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例えば雨天の木の根をい超えるシーンを思い起こしてください。初期レスポンスで制動力を出しているシステムでは、ロックが絶えずライディングが安定しません。もしくは、土の中の油分を拾ってしまいパッドがスリップし、ブレーキ入力を握り続けるあまり摩耗を促進してしまった。そのような悪循環を打ち破るためにもテストを重ねています。

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その結果、温度が上がらないる領域ではマテリアル制動力を抑えて不必要なロックを防止し、過酷な環境下でもレバー入力でのレスポンスの向上に努めています。また、ブレーキクリーナーの洗浄にも対応しており制動力の復元力にすぐれ、摩擦面の寿命を最後までお楽しみいただけます。(脱脂洗浄剤は速乾性を使用し、完全に乾燥させてからご使用ください)

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絶対的な制動力、制動剛性感、レスポンスのために、軽量化は行っていません。

それ故に、強靭な摩材とバックプレートは歪みを起こさず、意のままのコントロールとローター離れに優れます。それゆえに走行中の引きずりを予防を実現しました。

ホイールの回転ロスをなくし、速度調節は意のままに。

その単純かつ最も大切な性能を、愚直に究めたブレーキパッドがライディングパッドです。

 

軽量なライダーで速すぎるライダー。

重力級で速いライダー。

連続走行 を多用し耐久性を求めたいライダーにはお勧めいたします。