世界選手権レポート
開催地 Nove Mesto(CZR)
大会名 2016UCI MTB XCO World Championships
クラス Men’s Junior XCO
リザルト -1lap 83位
天候 晴れ
周回数 4周+スタートループ1周
タイで行われたアジア選手権から約2か月、人生2度目の海外遠征となった世界選手権はチェコ共和国のノヴェ・メストで行われました。
6月27日に成田空港を出発し、フィンランドのヘルシンキ空港から乗り継ぎでチェコのプラハ国際空港に到着して、そこから車で約2、3時間移動し宿泊先に到着しました。
その次の日からはバイクを組み立て、自分のレースが行われる日まで合わせて4日間試走を行いました。
コースはジャンプセクションや日本にレースではあまり無いような、無数の大きな岩で作られたロックセクションのドロップオフや湿った木の根が地面から浮き出てる路面の長い登り区間などが設けてあり、パワーとテクニックの両方が選手に求められる今まで体験したことの無いような難易度の高いコースでした。
【6月30日 チームリレー】
チェコに来てから2日が経ち、30日に開催された四人一組で行なうチームリレーに第三走者として走らせて頂きました。
チームリレーのスタート3時間前から降り始めた雨によって、試走していた時の路面状況とは全く
異なるコンディションでとても滑りやすくなっていたが、大きなミスや機材トラブルも無く自分らしい走りで全力で1周を走りきり、前の選手に追いつく事は出来なかったがタイムギャップを縮める事には成功し、なんとか第四走者の選手にバトンを回すことが出来た。
【7月1日 XCO men junior】
レース当日の朝は普段より少し多めに朝食を摂り、午前中は部屋で休息してスタート時間の17時に合わせて15時30分に会場に車で向かいました。
会場に到着しスタート前のウォーミングアップをローラーで行い、少し心拍数を上げて体を慣らし、その後ストレッチをしてからスタートに臨んだ
スタートでは日本のレースでも体験したことあるような人数ではあったが、スタート前のカウントダウンが進むにつれ周りの選手が前に前へと押し出すように詰めてきてその直後一斉にスタートした。
周りのスタートダッシュはあまりにも早く正直目が追い付かず圧倒され一気に後ろに下がってしまった。
そこからは気持を切り替え前に出ようと、道幅の広いジープロードの区間で順位を少し戻す事は出来たが、巻き返しに思った以上に脚を使ってしまったのとスタート直後の焦りにより自分の中の走りのリズムか狂い思うように走れず、2周、3周と下り区間などは走る度に良いラインが見え速く乗れている感触はしたが、とうとう4周目を走行していた最中にラップされそこでレースは終わってしまいました。
【感想・反省】
今回の世界選手権では初めて世界の大きな舞台に触れて、学ぶ事も多く収穫の多い遠征とはなったものの、逆に今の自分がどれだけ世界に通用していないのかを思い知らされ、今の自分の努力が全く足りていないのかを身を持って痛感させられました。
全日本選手まではもう本当に残りの時間は少ないですが、今回得たことを糧に全日本では自分の今までに無い最高の走りをして、最高の結果で終えられるように今ある時間を全力で努力します!!
Team Japanの雷太監督初め、メカニック、マッサーの皆さん
今回も最高のサポート、ケアありがとうございました。
全日本では結果で恩返しが出来るよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!!
Team ProRide 江越 昇