GTB開発の歴史

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開発の出発点は、気持ちよく乗り続けられ、しかも「速さ」を持つバイクでした。
その第一号機がこのバイク。定評あるノーマルなダイヤモンド型フレームに、真円のパイプのチョイス。
真円パイプにはトーションバースプリング効果を狙い、しなやかでスピード感あるフレームを目指しました。
しかし、しなりを越えウィップが顕著に現れ、ハンドリングに深刻な問題がありました。

ちょうどこの時「速さ」を究めるために、ブレーキ性能にもこだわり現在の主流を生む源流のデザインを創出しました。

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ミニマムの素材でマキシマムのパフォマンスを生み出すために、TTFデザインを考案。
ヘッド周りを強化し、メインフレームとリヤフレームをシンメトリーにデザインしました。
前者を太いパイプ、後者を細身のパイプで仕上げる事で、心を奪われるようなコーナリングと、メリハリのあるしなりを実現しました。その後はカスタムフレームの発売を開始し、レースを戦いノウハウを蓄積。
このたびGTB A-60としてデビューし、街乗りからスポーツシーンを飛び越え、レースシーンまでをカバーする「真のグランド・ツーリング・バイク」として活躍するに至っています。